国土交通省は、公共工事の新技術活用システム(NETIS)に登録された技術の中から、不動テトラが開発した静的締固め砂杭工法「SAVEコンポーザー」など4技術を「推奨技術候補」に選んだ。これらの技術は来年度に「推奨技術」の選考対象とし、総合評価方式で技術提案を審査する際、積極的に評価していく。
NETISは、公共工事に役立つ新技術の活用・普及を目的として、国交省が1998年から運用しているデータベースシステム。06年度には、申請者自らが登録する「申請情報」に加え、各地方整備局などでの評価結果など「評価情報」を反映させた新たな登録の仕組みを構築。合わせて、優れた技術を「活用促進技術」「推奨技術候補」「推奨技術」などとして選定し、総合評価方式や工事成績評定での加点といった優遇措置を講じる方針を明確にした。
推奨技術候補の概要は次の通り(カッコ内は技術開発者)。
▽静的締固め砂杭工法「SAVEコンポーザー」(不動テトラ)▽鋼管ソイルセメント杭工法「ガンテツパイル」(クボタ、塩見組ほか)▽「すきとり土」の現場内選別工法(あすなろ道路、コマツ北海道)▽警告型切削溝による正面衝突事故防止対策「ランブルストリップス(センターライン対応型)」(NIPPOコーポレーション、土木研究所寒地土木研究所)
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弊社の取り扱っているスリップアウトとテクニカル・フィールドもNETIS(ネティス)に登録されています。
国土交通省により、滑り止めに対する高い技術力が証明されています。
その他にも建設技術展2003近畿(主催 建設技術展実行委員会 国土交通省近畿地方整備局ほか)に於いて審査委員特別賞を受賞しています。