経済産業省は、住宅メーカーが供給した一戸建て住宅の居住者と、システムキッチンの使用者に対して行った顧客満足度(CS)のアンケート調査結果をまとめた。住宅については、「担当者」や「アフターサービス」に対する満足度が高かったものの、「設計提案」への不満の声も多かった。経産省は、報告書の中で「隣室間と上下階の遮音性が、ここ数年極めて低い評価で推移しており、CS向上のための企業努力が期待される」と述べている。
住宅については、「担当者」「アフターサービス」「総合評価」についての満足度が特に高く、それらの3点で満足の回答全体の75%を占める。
一方、住宅に対する不満点は「住宅内の遮音性」「コンセントの数や高さ、位置」「収納スペース」などが多い。経産省は「プランニングの時点で、施主が気付きにくい点をアドバイスすることが大切だ」としている。
システムキッチンの総合的な満足度は86%だった。購入価格が200万円以上になると満足の回答率が91%となり、より高い評価を得ている。一方で、「ごみ収納かごや魚焼き器が掃除しにくい」など商品に対する不満や、設置後の修理依頼、問い合わせに対する不満の声も寄せられた。
購入者の満足度をさらに上げるための方法として、経産省は「消費者の声を反映した商品の改善や、アフターサービス体制の見直しなどといった人的な対応が重要だ」と指摘している。
調査の対象者は、2007年12月時点で、引渡し後2年程度経過した一戸建て住宅の居住者4000人と、設置後1年程度経過したシステムキッチンの使用者1000人。回答率は住宅が53%、システムキッチンが53・1%。
Copyright (C) 2006KENTSU SHINBUNSHA. All Rights Reserved
そうですよね、やはり商品を買っていただく時には、きめこまやかな説明が必要ですよね。
そうしないとクレームを言う方も言われる方も気が悪いですもんね。
それとやはりアフターフォローですね。
きちんとした説明、クレーム時の対応、アフターフォローこのどれか一つでも欠けてはだめです。
私どもの滑り止め施工や住宅関連の仕事は、お客様とも長いお付き合いになるので、良い評価をしてもらうと親戚や知人の方等をご紹介いただいたり、商売の幅も広がりますが、一度、悪い評価をされると悪いうわさと言うのは一人歩きするので、これだけは気をつけなければと思います。