セーフコミュニティ 何に対する安心・安全なの?
セーフコミュニティで対象とする「安心・安全を脅かす要因」
セーフコミュニティでは、事故によるけが、犯罪・暴力、心の病など、私たちの安心・安全な暮らしを脅かす、全ての事象を対象とします。
事故:交通事故、転落・転倒、溺水、不慮の窒息、火災、不慮の中毒
犯罪・暴力:他殺・傷害、薬物中毒、児童虐待、DV
その他:自殺、PTSD、Trauma など
- これらの事故や犯罪などは、不運や偶然の結果ではなく、防止のためのプログラムの作成と実施により予防可能であるという基本的な考え方です。
- データ等に基づき地域の課題を抽出し、その原因を究明することにより、的確なプログラムを作成・実施していきます。
僕たちの町では、自転車事故が多いけど、どうしてだろう!?
あと、お年寄りの方たちの交通事故も増えてきているらしいよ。
事故の多い場所を調べてみようよ!そうしたら原因がわかるかもしれない。
そうね!いい対策も見つかるかもしれないね!
安心・安全を脅かす原因は地域や年齢によって異なります。
年齢層や環境毎に課題を調べ、それらを取り除くことが安心な地域づくりとなります
- 年齢層によって、事故やけがの種類や原因が異なります。
- 例えば、京都府の外因による年齢層ごとの主な死亡原因は次のとおりで、大きな差が見られます。
0~4才 誤飲などによる窒息死、溺死
5~14才 溺死、交通事故
15~19才 交通事故、自殺
20~64才 自殺、交通事故
65才~ 窒息や転倒・転落、自殺
そして、これらが発生する場所も異なります。
家庭、道路、学校、職場、スポーツ、レジャー施設など、それぞれに適応した対策が必要になります。
課題は地域によって異なります。
都市部と郊外、北部と南部、山間地と平地など自然環境や社会条件によって、事故の種類や原因の頻度に差がでてきます。