セーフコミュニティはWHO(世界保健機構)が取り組んでいるものです。
日本では去年、京都府亀岡市が日本で始めて認証を受けました。
その他では神奈川県横浜市・青森県十和田市などが認証取得に取り組んでいます。
それでは数回にわたり、京都府のHPよりご紹介します。
セーフコミュニティ セーフコミュニティって何?
- 事故・けがは偶然の結果ではなく、予防できるという理念のもと、都道府県と市町村といった行政はもちろん、地域住民、NPO、関係民間団体など、多くの主体の協働により、府民の全てが健やかで元気に暮らすことができるまちづくりを進めます。
- これはスウェーデンの地方都市で始まった住民の手で安心・安全な社会をつくろうという運動で、これが体系化されたものです。
- 「みんなが事故・犯罪・怪我なく、安心して暮らしていくにはどうすべきか。」を地域住民が考え、力を合わせてその原因を取り除いていこうとするものです。
今世界で注目されており、WHOの取組として進められています。
- 日本では昔から取り組まれてきたことで、地域の人達が助け合い、協力を積み重ねて、より健康で安心して暮らすためのもので、ちょっと工夫を加えるだけです。
- 地域の実情を科学の目でチェック(事故や怪我のデータを把握・分析・評価)
- 既存の様々な取組を1つに結集。そしてみんなで進めましょう!
- 地域のつながりが希薄化し、地域の力が衰退しつつあるところも多く、こうした取組を通じて、人と人とのつながりや地域の力を再生し、府民の皆さんとの協働により、安心・安全な地域づくりを進めます。
地域の実情を科学の目でチェック
様々なデータや記録から、地域での事故やけがが「いつ」「どこで」「どのように」発生したのかを調べ、その原因を究明し、それを取り除きます。
既存の様々な取組を1つの目的に向かって結集
現在、多様な主体によって地域の安心・安全に関する取組が進められていますが、下図のように連携せずに進められているのが実態ではないでしょうか。
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セーフコミュニティでは、各取組を横断的に連携させて、地域の安心・安全という共通の目標に向かって取り組みを進めます。