抜き取られたゲーム機…現場近くで被害者のかばん発見

大阪府門真市の路上で24日、会社員櫛下町泰行さん(24)が男2人に殴られ死亡した殺人事件で、櫛下町さんが持っていたとみられる肩掛けかばんが、現場周辺の変電所近くで見つかっていたことが30日、捜査関係者や発見者への取材で分かった。

 かばんに入っていたとみられる携帯型ゲーム機が無くなっていることも、捜査関係者への取材で判明。府警は櫛下町さんの所持品を狙って襲った可能性があるとみて、逃走した男らの特定を急いでいる。

 捜査関係者らによると、かばんが見つかったのは現場から東へ約300メートルの場所にある変電所のそば。男らがゲーム機などを抜き取った後で捨てたとみられる。

 事件は24日夜、門真市末広町の路上で発生。櫛下町さんが自転車の若い男2人ともみ合いの末に顔を殴られ転倒し、頭を強く打って死亡した。櫛下町さんのズボンのポケットには財布が残っていたが、肩掛けかばんが無くなっていた。

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