学童保育:大けが21人--3~6月・厚労省調査

日中に保護者が家庭にいない小学生が過ごす放課後児童クラブ(学童保育)で、今年3月16日から6月14日にかけ、14県で21人(男児18人、女児3人)が全治1カ月以上の大けがをしていたことが分かった。低学年の男児が多く、遊具を使っている際のけがが半数近かった。学童保育での事故の実態を厚生労働省はこれまで把握しておらず、今後詳細を分析する。

 同省が3月下旬、自治体に報告を求めていた。内訳は▽1年生12人▽2年生5人▽3年生3人▽4年生1人。骨折が19人でほとんどを占める。けがの状況は▽遊具のけが10人▽玄関などでの転倒6人▽車との接触事故2人--など。【野倉恵】

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