落石:転倒で手当て中、2人けが--北ア奥穂高岳 /長野

19日午前8時半ごろ、北アルプス奥穂高岳(3190メートル)の登山道で落石に絡む事故があり、松本市寿北、会社員、住岡徹さん(57)が骨盤骨折、同市笹部の赤羽睦子さん(56)も右腕骨折の重傷を負い、安曇野市の男性会社員(65)が足を打撲した。

 松本署によると、住岡さんらは35人パーティーで、ザイテングラート(標高約2500メートル)を下山中だった。住岡さんと男性に当たった石は直径約50センチで、事故当時、2人は、転倒して負傷した赤羽さんの手当てをしていた。3人とも県警ヘリで松本市内の病院に運ばれ、命に別条はないという。【光田宗義】

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