自転車ひき逃げのクルマ、後続車が逃走を阻止

9日午後8時ごろ、神奈川県相模原市中央区内の市道で、道路右側の路肩を走行していた自転車が、対向してきた乗用車と衝突する事故が起きた。自転車の女子中学生が軽傷。クルマは逃走したが、目撃者が追跡して身柄を確保。警察は33歳の男を逮捕している。

神奈川県警・相模原署によると、道路右側の路肩を走行していた自転車と、対向してきた乗用車が衝突。自転車は転倒。乗っていた13歳の女子中学生が路上に投げ出され、打撲などの軽傷を負っている。

クルマはそのまま逃走したが、事故を目撃した後続車が追跡。約300m先で抑止して身柄を取り押さえ、通報を受けて駆けつけた同署員に引き渡した。警察はこのクルマを運転していた同区内に在住する33歳の男を自動車運転過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

現場は相模原市中央区東淵野辺2丁目(N35.33.40.2/E139.25.0.3)付近の市道で、片側1車線の直線区間。調べに対して男は「対向車のライトに気を取られた」、「何かにぶつかったような気はしたが、人ではないと思った」などと供述。容疑を否認している。

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