フリースタイルスキー男子スキークロスのバンクーバー五輪代表、滝沢宏臣(36=トーヨータイヤ)が24日に米レークプラシッドで行われたW杯第7戦で転倒し、骨折の疑いと診断された。
滝沢は準々決勝で転倒し、途中棄権して15位。右股関節付近の骨を折ったか、ひびが入ったと診断された。全日本スキー連盟の林辰男フリースタイル部長によると、ひびなら約2週間で復帰できるため2月21日にレースが行われる五輪に間に合うが、折れている場合は出場が絶望的。日本に帰国し、精密検査を受ける。滝沢が五輪を断念しても代表の追加はしない方針。