高齢者の転倒を予防する「転ばん教室」の第一回が十二日、金沢健康プラザ大手町であった。
高齢者が寝たきりになる原因の上位に入る転倒を予防しようと、金沢総合健康センターが主催。六十五歳から八十二歳までの高齢者約三十人が参加し、簡単な体操と体力測定をした。
参加者はセンター職員の指導で、音楽に合わせ腕や脚、腰を伸ばす運動をした後、長座体前屈や、開眼片足立ちなどをして体力を測定した。
金沢市小立野の主婦上野光子さん(75)は「昨年から転びやすくなったので参加した。今日は調子が良くてスムーズに体が動きました」と話した。
教室は三月までに全八回行われる。 (山野舞子)