踏切内で男性転倒、通行人が救助/善通寺

7日午後2時20分ごろ、香川県善通寺市上吉田町6丁目のJR土讃線吉田踏切(警報機、遮断機あり)を歩いて渡っていた高松市内の会社員男性(74)が踏切内で転倒した。当時は警報機が鳴り、普通列車が100メートル手前まで接近していたが、近くにいた通行人男性5~6人が転倒した男性を踏切の外に助け出した。

 善通寺署とJR四国によると、救助していた男性が手を振って運転士に危険を知らせた。接近していた高松発琴平行き普通列車(3両編成、乗客15人)は踏切を約200メートル過ぎて停車。乗客にけがはなく、現場に約5分間停車したが、後続への影響もなかった。転倒した男性は顔に軽いけが。

 救助した男性は全員立ち去っており、同署は「勇敢な行為に感謝している。ぜひ名乗り出てほしい」と呼び掛けている。

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