暴走族リーダーを自称する少年、死亡ひき逃げで逮捕

10月下旬、東京都目黒区内の都道で、道路を横断中の自転車と衝突する事故を起こし、そのまま逃走したとして、警視庁は11月30日までに16歳の少年を逮捕した。自転車に乗っていた73歳の女性は後に死亡しているという。

警視庁・交通捜査課によると、事故は10月24日の午後10時10分ごろ発生している。目黒区中央町2丁目(N35.37.49.8/E139.41.33.7)付近の都道で、青信号に従って道路を横断していた自転車と、赤信号を無視して進行してきたバイクが衝突した。

双方は衝突の弾みで転倒し、この際に女性は頭部を強打。意識不明の状態で近くの病院に収容されたが、事故から約36時間後に死亡。バイクに乗っていた若い男はそのまま逃走しており、警察では死亡ひき逃げ事件として捜査を開始した。

現場にはバイクの部品が散乱しており、警察ではこれを元に車種を特定。同区内を拠点に活動する暴走族のリーダーを自称する16歳の少年が容疑に関与した可能性が高くなり、任意で事情を聞いていたが、容疑を大筋で認めたことから自動車運転過失致死と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

現場は片側1車線の直線区間。当時は雨が降っていた。調べに対して少年は「サングラスに雨粒が当たり、前がよく見えなかった」などと供述しているようだ。

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