国交省 バスターミナルのバリアフリー状況

 国土交通省は、バリアフリー新法の施行状況(自動車交通関係分)をまとめた。同法の対象となるバスターミナル40施設のうち、2007年度末現在で段差が解消されている施設は31施設。バリアフリー化率は77・5%となった。
 バリアフリー新法の基本方針では、1日当たりの平均的な利用者数が5000人以上であるバスターミナルについて、2010年度までに段差の解消や視覚障害者用誘導ブロックの整備などのバリアフリー化をすべて実施するよう求めている。

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 滑り止め対策も必要ですよね。

国交省 8月の建築着工 新設住宅着工戸数 大幅増も平年より低水準

 国土交通省は、8月の建築着工統計調査報告をまとめた。新設住宅の着工戸数は前年同月比53・6%増の9万6905戸と2カ月連続の増加。ただし、これは改正建築基準法施行の影響で前年と比べ43・3%減った昨年の反動によるもの。8月としては平年(2002年~06年の平均)より低い水準で推移している。季節調整済年率換算値は113万戸。全建築物の着工床面積は45・7%増の1431万平方㍍だった。
 住宅着工戸数を利用関係別に見ると、分譲住宅が前年同月比73・7%増の2万6412戸。内訳はマンションが128・8%増の1万6171戸、一戸建てが25・3%増の1万0089戸でいずれも大幅なプラスとなった。
 地域別では、首都圏が77・2%増の3万3634戸、中部圏が45・7%増の1万2609戸、近畿圏が37・4%増の1万4747戸、その他地域が45・3%増の3万5915戸だった。
 全建築物の着工床面積を発注者別に見ると、公共建築主が前年同月比59・3%増の73万平方㍍、民間建築主が45・1%増の1358万平方㍍。民間建築主が発注した建築物の使途は、店舗が107・1%増の84万平方㍍、工場が77・6%増の115万平方㍍、事務所が75・7%増の60万平方㍍、倉庫が32・6%増の94万平方㍍となった。

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相変わらず状況は厳しいですね。

国交省 国土交通大臣に金子一義氏が正式就任

 中山成彬国土交通大臣の突然の辞任を受けて衆議院議員の金子一義氏が29日、新大臣に正式就任した。金子大臣は同日、職員に対するあいさつの中で「大事なテーマが山積している中だけに、(大臣の)突然の交代には不安を覚えたことだろう。今後は腰を据えて国土交通行政に取り組んでいきたい」などと述べた。
 金子 一義氏(かねこ・かずよし)1966年慶應義塾大学経済学部卒業。86年衆議院議員初当選、91年建設政務次官、94年自民党建設部会長、03年国務大臣(行政改革・規制改革・構造改革特区・産業再生機構・地域再生担当)、05年自民党金融調査会長、06年衆議院予算常任委員長、07年自民党中小企業調査会会長。岐阜県4区選出。65歳。

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今度は長続きするのでしょうか?