オートバイの世界選手権シリーズ(WGP)などで活躍した中野真矢(32)が今季限りで引退することになり、同選手の個人事務所が27日に発表した。28日に都内で会見を行う。
98年のロードレース全日本選手権250ccクラス王者となった中野は、99年にWGP250ccクラスに参戦し、00年には5勝を挙げてランキング2位に。01年には最高峰クラス(当時500cc)へ上がり、現モトGPでは04年日本GPで3位、06年のオランダGPでは自己最高の2位に入るなど08年まで活躍した。
今季はスーパーバイク世界選手権に参戦。4月の第3戦(スペイン)で転倒、左鎖骨を骨折するアクシデントもあり、年間総合成績は14位だった。