スピードスケート・ショートトラックの強化合宿が5日、長野県内で行われ、バンクーバー五輪を目指す男女の有力選手が練習を公開した。
9月のワールドカップ(W杯)第2戦、ソウル大会で女子3000メートルリレー2位に貢献したエース、桜井美馬(早大)は「(強豪の)韓国、米国が転倒するラッキーな面もあったが、脅かすことができた」と成長を実感。五輪の国別出場枠(男女とも最大5)が懸かる11月の第3、4戦へ向け、「リレーへの思いがさらに強くなった」と話した。
男子ではW杯第1、2戦の代表から外れたベテランの寺尾悟(トヨタ自動車)が「いつ呼ばれてもいい状況。(国内で調整していた)僕が一番フレッシュ」と明るい。リレー枠で代表復帰の可能性がある第3、4戦へ意欲を示した。