<離職者雇用>札幌市が100人を臨時職員採用

1月16日13時39分配信 毎日新聞

 雇用の悪化を受け、札幌市緊急経済・雇用対策推進本部(本部長・上田文雄市長)は16日、非正規労働者・正社員を問わず、解雇などで離職した人を対象に市の臨時職員として100人を採用する計画を決めた。

 採用期間は2月20日~3月31日の土・日、祝日を除く27日間。応募資格は2月1日現在無職で市内に在住し、自宅から通勤可能な人。採用枠100人の内訳は、転入転出で混雑する各区役所での整理や転倒防止の砂まき(50人)▽家庭ごみ収集の有料化の市民への周知(14人)▽保育所の入所受け付け(10人)▽中央図書館の書庫整理(6人)--など。勤務時間は午前8時45分~午後5時15分で、45分間の昼休みを除く7時間45分。賃金は1日当たり6600円で、交通費も実費支給する。

 19日から、市や区役所などで応募要項を配布する。申し込み受け付け期間は26日~2月10日。応募には離職票や住民票は不要。応募者全員に面接を行い、採用を決める。2月17日に採用結果を発表する予定。

 採用されなかった人も含め、離職者を対象に3月上旬には再就職セミナーを開き次の働き口を探してもらう。【内藤陽】

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