中小企業庁は12日、2008年10―12月期の中小企業景況調査結果を発表した。建設業をはじめとする非製造業の業況判断DIはマイナス41.5で、前期と比べ4.7ポイント低下。9期連続してマイナス幅が拡大した。製造業も9.6ポイント下がってマイナス42.8。産業全体では、6.1ポイント低下してマイナス42となった。これら三つの業況判断DIは94年以降で最悪の値となった。
建設業の業況判断DIは、前期と比べ3.7ポイント低下のマイナス40.1。卸売業、サービス業、小売業を含め、すべての非製造業で下落した。
製造業も8期連続でマイナス幅が拡大。特に輸送用機械器具、電気・情報通信機械・電子部品のマイナス幅が大きかった。
調査時点は11月15日。全国1万8,282社の中小企業から回答を得た。建設業の有効回答企業数は2,459社。
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