帝国データバンク、10月の企業倒産集計結果、建設業は05年4月以降最多

 帝国データバンクが11日に発表した10月の全国企業倒産集計によると、建設業の倒産は前年同月比4・9%増の324件で、集計基準を変更した2005年4月以降では、7月と並んで最も多かった。同社では「受注減や資材価格の高騰に加え、不動産業者の倒産に伴う焦げ付きが追い打ちをかけた」とみている。
 7業種全体の倒産件数は1231件で、前月と比べて9・7%増。前年同月比では13・7%増えた。すべての業種で前年同月と比べ増加し、製造業(176件)、小売業(231件)、サービス業(203件)の3業種は05年4月以降で最も多かった。建設業も最多タイ。
 負債総額は9790億1500万円で、前年同月と比べて121・7%増加した。05年4月以降では2番目の高水準。
 主因別の内訳では、不況型の倒産が988件で全体の80・3%を占めた。このうち、「販売不振」が897件、「業績不振」が57件、「売掛金回収難」が26件となっている。
 地域別に見ると9地域中、近畿(304件、前年同月比4・1%減)と東北(83件、前年同月と同数)を除く7地域で前年同月を上回った。特に北陸(48件)、中部(135件)、九州(118件)の3地域は05年4月以降で最多。関東も前年同月と比べて31・2%増加し、高水準が続いている。

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もうなんとも言いがたいですね。

政治家の皆様何とかしてください。

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