大成建設関西支店(大阪市中央区、寺下均支店長)は、「Re:「建築」-様々な問いかけに対して-」をテーマに『TAISEI DESIGN WORKS 2008』を関西支店内ホールで開催している。ERR値41%のスーパーエコビルの「大成札幌ビル」など最近の約200作品と建築・土木・設備の技術が三角柱のパネルや模型で展示されている。会期は24日までで、開館時間は午前10時から午後6時(最終日は午後4時まで)。
クライアントの想いやデザイン、地球環境などに対し、一つの建築が出来上がるまでに積み重ねる「Re:」(~について)を、建築を通して表現している近年に完成したプロジェクトや計画中のプロジェクトを紹介しているほか、ミラー効果を利用する太陽光自動追尾型装置である太陽光採光システム「T-Soleil」の構造が理解できる模型などを展示している。
野呂一幸・設計本部長は、「クリエイティブに考え実行するデザイン・リードがオール大成の責務。われわれ設計チームは失敗を恐れないフロント・ランナーの理念の基にある。今回の展示作品がさまざまな問い掛けに対しいかに答えているかを見てほしい」と話している。
▽問い合わせは、関西支店設計部、TEL06(6265)4560まで
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