マンション居住者のほぼ半数は、マンションを「リフォームして住み続ける予定」であることが、東急コミュニティーの調べで分かった。2005年の前回調査と比べると2.7ポイント増の48.2%で、マンションでの永住志向が徐々に高まっていることが鮮明となった。
調査は同社が管理を受託しているマンションの居住者4,000世帯を対象として07年11月から12月にかけて実施。1,717世帯から回答を得た(回答率42.9%)。
それによると、今後の住宅計画としては、「リフォームして住み続ける予定」が48.2%で最も多く、「リフォームせずに住み続ける予定」29.8%、「住み替える予定」12.6%の順となった。
マンション建て替えの意向については、築30年以上で25.5%が「建て替えに賛成すると思う」と回答。ただし、「建て替えせずに改修工事で済ませたい」という回答も15.4%あった。
管理組合へのサポートの面で管理会社に期待することは、複数回答で「共用設備の機能の維持」が60%と最も高く、「共用設備の異常時の対応」58.4%、「共用部分の美化」45.7%、「資産保全のための修繕計画の立案」39.9%などが続いた。
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