県朝日少年自然の家で転落、けが 小5児童、学校の宿泊訓練で

1日午後1時10分ごろ、大江町の県朝日少年自然の家を学校行事で訪れていた寒河江市寒河江中部小の5年生の男子児童(10)が、がけを下る「自然の冒険コース」で転落したと119番通報があった。児童は背中を打撲する軽いけがをした。

 寒河江署の調べなどによると、現場はロープをつかみながら、地面がむきだしの急斜面を下る長さ約13メートルの区間。児童は下りる途中に足を滑らせてとっさにロープから手を離し、背中から2メートルほど下の斜面に落下、そのまま下まで滑り落ちたという。

 児童は、同校の宿泊訓練で30日から1泊2日の日程で同自然の家を訪れており、1日はほかの児童や教諭と一緒に午後1時ごろから自然の冒険コースに入っていた。同自然の家によると、この日、自然の冒険コースは前日の降雨などで地面が水を含んでいたが、安全性を確認してコースを開放、同校の前に1団体が利用したという。

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