埼玉県和光市で19日朝、バイクで転倒した男性がトラックにはねられ重傷を負った事故で、朝霞署は21日、自動車運転過失傷害と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで、同市新倉、自営業、小田島三男容疑者(73)を逮捕した。
朝霞署の調べでは、小田島容疑者は19日午前7時5分ごろ、和光市新倉の市道でトラックを運転中、転倒して目の前に滑ってきたバイクの志木市、男性会社員(26)をはねて腰の骨を折る重傷を負わせながら、そのまま逃げた疑いが持たれている。
朝霞署によると、事故を目撃した通行人や、付近の防犯カメラに写っていたトラックの形状から小田島容疑者を割り出した。小田島容疑者は「自分は悪くなかったので、かかわり合いになりたくないと思って逃げた」などと供述しているという。