初公開の日本館に長蛇の列 上海万博リハーサル

【上海共同】5月1日に開幕する中国・上海万博会場で、市民ら10万人が参加した第3回リハーサルが行われ、初公開された日本館にピーク時で約2千人の列ができた。

 「こころの和・わざの和」をテーマにした日本館は、エコカーや薄い太陽電池を張り付けた「発電窓」など最新の環境技術を展示しているほか、トヨタ自動車が介護支援などのために開発している手先が器用な「パートナーロボット」がバイオリンを演奏。

 日中が協力して保護活動に取り組んでいるトキをモチーフに、中国の伝統芸能「昆劇」と日本の能を融合させたショーも上演された。

 入場者は5千人以上となり、上海市の男性公務員は「日本のハイテク技術の素晴らしさがよく分かった」と感激した様子。一方、入場まで2時間待ったという女性は「面白くなかった」と不満げだった。

 20日の第1回リハーサルの際には、入場者が殺到して負傷者も出た。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA