雪舞う中で初滑り満喫

県内唯一のスキー場、豊根村の茶臼山高原スキー場が19日オープンし、家族連れや地元の小学生など約300人が、南アルプスを望むゲレンデで初滑りを満喫した。

 今年は暖冬の影響で雪不足が心配されたが、今年一番の寒波で、人工雪のゲレンデ周辺にも約14センチの雪が積り、辺り一面が白銀の世界に。午前8時半から熊谷卓也村長らが出席して安全祈願祭とテープカットの式典が行われた後、雪が舞う中、スキーヤーが初滑りを楽しみ、思い思いのシュプールを描いていた。

 スキー場は来年3月中旬まで営業予定。23日はクリスマスお楽しみ抽選会、1月1日はご来光プレゼント、新年もちつきなどの多彩な催しを企画している。

 スキー場を経営する「とよね観光」では、積極的なイベント展開やPR活動で昨シーズンより3万人多い約10万人の入場者を目標にしている。

(2009年12月20日 読売新聞)

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