丸山国道で自転車の高校生はねられ重体

12日夜、市内湯川町丸山地内の国道42号で、軽乗用車と横断中の自転車が衝突する事故があり、自転車の男子高校生が意識不明の重体となっており、安否が気遣われている。

 重体となっているのは、御坊市湯川町富安1922、高校3年橋本祐介君(18)。現場はきんでん㈱御坊出張所前の富安信号交差点から南約200㍍の蛭ヶ崎橋南詰め付近で、午後9時30分ごろ、日高町方面へ北進中の日高町小池300、会社員木村行伸さん(48)運転の軽乗用車と、道路西側を同じく北進し東側へ横断しようとした橋本君の自転車が衝突。自転車は軽乗用車の運転席よりの前部とぶつかり、橋本君は自転車もろとも約20㍍跳ね飛ばされた。橋本君は国道に転倒、自転車は蛭ヶ崎橋下の東裏川に転落した。通報を受けた市消防救急隊が橋本君を市内の病院に搬送したが、頭を強く打っており、意識不明の重体。木村さんにケガはなかった。

 同署によると、橋本君は学校から友人と2人で帰宅途中、木村さんも仕事を終えて自宅に帰る途中だった。現場は見通しのよい直線で、事故当時は小雨が降っていた。事故の影響で現場は9時45分から約1時間にわたって片側通行となったが、大きな影響はなかった。詳しい原因等については御坊署が調べている。

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