サケ、命の格闘

∞鶴岡・内川

 鶴岡市市街地を流れる内川で、今年もサケの自然産卵が始まった=写真。同市道形町のJR羽越線が走る鉄橋の真下、水面を背びれや尾びれが激しく動きまわり、水しぶきが上がる。川底の砂利を掘って産卵床を作るメスと、それに群がるオスたちの争いが、ほんの3、4メートルの岸辺から観察できる。

 赤川漁協の中野喜吉理事は「今年は内川を上り切って、10キロほど上流の青龍寺川までサケが上った。温かく見守って欲しい」と話している。

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