健康づくりへ高齢者向け遊具12基   野洲市 北比江運動公園に新設

4月16日9時59分配信 京都新聞

 野洲市はこのほど、北比江運動公園に、バランス感覚や体を鍛える、主に高齢者向けの遊具12基を新設した。
 設置したのはアキレスけんストレッチや上体ひねりの効果があるという遊具、足元のバランス感覚を鍛える遊具など。いずれも家具販売会社が国立長寿医療センター(愛知県)の指導を受けて開発した転倒予防木製遊具という。
 高齢者用を中心に健康づくりを目的とした遊具の設置は全国的に増えており、国交省によると、都市公園などの健康遊具の設置数は2007年度末で約1万5000基と、3年前の前回調査より5割余り増えたという。守山市でも、同市石田町の老人憩いの家のそばに昨夏、介護予防器具のある芝生広場が整備された。
 日本公園施設業協会(事務局・東京都)は「中高年を中心に健康ブーム。高齢者が増える中、自治体も着目して設置しているのでは」と分析している。

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