強気の織田!慎重な小塚…勝つのはどっちだ

12月25日7時0分配信 スポーツニッポン

 来年3月のフィギュアスケート世界選手権(ロサンゼルス)代表選考会などを兼ねた全日本選手権が25日、長野市のビッグハットで男子ショートプログラム(SP)などで開幕する。24日は男子有力選手が会見し、織田信成(21=関大)は初優勝へ気合を見せた。GPファイナル2位の小塚崇彦(19=トヨタ自動車)は控えめに抱負を話した。大会は27日まで行われ、女子は26日にSPを行う。

 <織田「若い力に負けない」>初優勝を狙う織田は「日本チャンピオンになるのは大きなこと」と話した。2季ぶりのGPシリーズとなった11月末のNHK杯で復活優勝するなど、コンディションはいい。今大会に向けてSPのストレートラインステップに改良を加え、4回転トーループもこの日の練習で2度トライして2度目に成功した。急成長の小塚とは今季初対決だが「若い力に負けずにやりたい」と話した。

 <小塚もう転倒はしない…>小塚は、織田との対決を「一緒の舞台で滑れるのはうれしい」としながらも「それぞれがいい演技ができれば」と冷静に話した。初優勝がかかるが「その時にちゃんと演技できた人に結果はついてくる」と控えめ。GPファイナルではフリーの後半に2度、ジャンプで転倒し、体力不足を痛感したため、今大会に向けて演技を通したペース配分に重点を置いて練習に取り組んできた。

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