交通事故死者数:道内、200人に 過去50年で最も遅いペース /北海道

11月28日11時1分配信 毎日新聞

 ◇ガソリン高騰など--昨年より73日、過去50年で最も遅いペース
 道内の年間交通事故死者数が27日、200人に達した。昨年(9月15日)より73日遅く、過去50年で最も遅いペース。道警は「不況やガソリンの高騰による交通量の減少、取り締まりの強化など複合的な要因が背景にある」とみている。
 道警交通企画課によると、27日午後、後志管内共和町で発生した正面衝突事故で男性が死亡し、200人目となった。26日現在の都道府県別死者数は、愛知県227人(対前年同期比27人減)、埼玉県201人(同6人減)に続き、北海道は199人(同70人減)でワースト3位。道警は「年末は飲酒運転やスリップ事故の多発が懸念される。取り締まりを強化したい」と警戒している。【大谷津統一】

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