国交省 公共工事の新技術活用状況

 国土交通省は、公共工事の新技術活用システム「NETIS」に登録された技術について、2007年度の活用状況をまとめた。新技術活用率(総工事件数に占める新技術活用工事件数の割合)は、前年度と比べ11・1ポイント増の31・6%となり、行政効率化推進計画に盛り込んだ目標(30%)を達成した。
 各地方整備局ごとに見ると、新技術活用率が最も高いのは四国の42・5%。次いで、東北42・2%、中国41・6%、北陸36・7%などの順。
 07年度に活用数が多かった技術は、センターポールなどに代わる新工法「ランブルストリップス」、現場コンクリート打設に代わる新工法「ガンテツパイル」、グラベルドレーン工法に代わる新工法「SAVEコンポーザー」などだった。
 NETISは、公共工事に役立つ新技術の活用・普及を目的として、国交省が1998年から運用しているデータベースシステム。2006年度には、申請者自らが登録する「申請情報」に加え、各地方整備局などでの評価結果など「評価情報」を反映させた新たな仕組みを構築した。

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