宅配ピザ架空注文、待ち伏せて強盗・食べる

うその注文をして呼び出したピザの配達員にけがを負わせ金を奪ったとして、岡山県警捜査1課と水島、倉敷両署は12日、倉敷市広江、無職森大丞被告(20)(強盗未遂罪などで起訴)と、住所不定、アルバイト店員少年(19)、同市の無職少年(19)を強盗傷害の疑いで再逮捕した。

 発表によると、3人は共謀し5月25日、ピザ店に同市内の架空の住宅にピザを配達するよう注文し、同日午後11時頃、宅配のため倉敷市広江の市道でミニバイクに乗っていた配達員男性(38)の前に立ちふさがって転倒させ、両ひざ打撲などの軽傷を負わせて「金を出せ」と脅し、1万円やピザ(約2200円相当)を奪った疑い。

 3人は現金を分け合い、ピザも分けて食べたという。

 地検は同日、強盗未遂事件について、森被告を同罪で起訴、少年2人を処分保留で釈放した。

(2010年7月13日09時09分 読売新聞)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA